Kagoyaのレンタルサーバーで、ARKのアプリケーションセットアップという、以前よりも簡単にARK個人サーバーを立てられるサービスを開始したと聞いて、サーバーをレンタルしました。
2022年10月から開始したサービスで、ネットに情報が少ない!!!
これから、お手頃価格のKagoyaでARKのサーバーを立てたい方と、自分への備忘録として【Kagoya Cloud VPSを使ってARKサーバーを立てる方法】です。
途中、カゴヤさんに問合せて、マップの指定や設定変更の方法を教えていただきました。わかりやすく教えてくれたスタッフの方、ありがとうございます。
Kagoya Cloud VPSに登録
まずは、Kagoya Cloud VPSに登録します。
トップページの「お申し込みはこちら」から登録できます。
いきなり支払い方法の選択から始まりますが、この登録は無料です。
登録できたら、さっそくサーバーレンタルとARKサーバー作成手順に進みます。
ログイン用認証キー作成
Kagoya Cloud VPSに登録できたら、ログイン用の認証キーを作成します。
この後の、インスタンス作成や、サーバー接続に使用する大事なキーです。
- Kagoya Cloud VPSにログインし、ページ上部「KYM」をクリック。
- 表示されたページで、「セキュリティ」の「ログイン用認証キー」をクリックします。
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- 「+ログイン用認証キー追加」をクリック
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- 表示されるポップアップ画面で、ログイン用認証キー名を設定します。わかりやすい名前をつければオーケー。
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- 「登録」ボタンをクリックすると、同時に「.key」ファイルがダウンロードされます。ダウンロードファイルは大切に保管します。
インスタンスを作成する
認証キーが作成できたら、ARKデータを置くことになる「インスタンス」を作成します。
- 上部バーの「インスタンス」をクリック。「+インスタンス作成」で作成を開始します。
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- パッケージを選択します。Kagoya Cloud VPSで、ARK Survival Evolvedのアプリケーションセットアップに対応しているのは、「Ubuntu 22.04 LTS」か「Ubuntu 20.04 LTS」です。
アプリケーションのセットアップについて(カゴヤ公式ページ)
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- アプリケーションセットアップは「ARK: Survival Evolved」最新の「latest」を選択します。
選択すると、OSとサーバーの制限事項が表示されます。
【サポートOS】
- Ubuntu 22.04 LTS、Ubuntu 20.04 LTS
【アプリケーションの説明】
- ARK: Survival Evolvedのマルチサーバーをインストールします。ログイン情報、ユーザーのパスワードは、ホームディレクトリ直下のapplication_login.txt、application_password.txtに出力されます。
- 制限事項:メモリが4GB以上、ストレージが50GB以上を選択する必要があります。クライアントはSTEAM版でのみプレイ可能です。
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- スペックを選択。ARKにはメモリ4GB以上、ストレージ50GB以上必要だということなので、4コア/4GB、SSD80GBの1,650円/月プランにしました。
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- ログイン認証キーに、作成済みのログイン用認証キーの名前を入れます。
- コンソールのログインパスワードは自分が使いやすいものを設定します。
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- インスタンス名も、自分が管理しやすい名前を設定します。管理画面のインスタンス一覧などに表示されます。
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- 「インスタンス作成」をクリックすると、作成が開始されます。ARKアプリケーションのセットアップと合わせて、約40分待機です。
上記の作業で、ARKのサーバーインストールは完了です。
ARKサーバーに接続するパスワードを確認しよう
自分やお友達がサーバーに接続して遊ぶために、インストールが完了したARKサーバーのパスワードを確認します。
【KagoyaVPSの説明より(一部)】
ARK: Survival Evolvedのマルチサーバー~~。ログイン情報、ユーザーのパスワードは、ホームディレクトリ直下のapplication_login.txt、application_password.txtに出力されます。
ユーザーのパスワードは、application_password.txtに記載されているということで、サーバーを覗きに行って、ファイルを確認する作業をします。
サーバーのファイルを見る方法はいくつかあります;
- 方法① WinSCPを使う(真っ黒コマンド画面を操作できない人向き)
- 方法② Kagoyaサーバーの管理画面からコンソール画面を開く(真っ黒画面で操作)
- 方法③ TeraTermで接続(真っ黒画面で操作)
ここでは、初心者さんも扱いやすい方法①WinSCPで接続します。
【WinSCPでサーバーのファイルを確認する】
1. WinSCPのインストール
下記サイトの『WinSCPの取得とインストール』に従い、インストールしました。
https://winscp.net/eng/docs/lang:jp
2. 「.ppk」キーを作成する
WinSCPでサーバー接続するには「.ppk」ファイルを使うので、Kagoyaサーバーで最初に作成したログイン用認証キー「.key」を「.ppk」に変換します。
- WinSCPを起動して、「ツール」をクリック、「Puttygenを実行」を選択します。
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- PuTTYgenが起動します。「File」から「Load private key」を選択。
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- ファイル選択画面が表示されるので、最初の方の手順で作成した「ログイン用認証キー(.keyファイル)」を選択します。
.keyファイルが表示されない場合は、右下で「All Files(*.*)」にしてみてください。
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- ログイン用認証キーファイルを選択すると、Keyの詳細画面がポップアップします。その中の「Save private key」をクリックします。
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- 作成された「ppk」ファイルを保管します。
3. WinSCPでサーバーに接続しファイルを確認する
ppkファイルを作成できたので、WinSCPに戻ります。
[入力]
ホスト名:Kagoyaのインスタンス画面で表示されていたサーバーのIPアドレス
ユーザー名:root
(パスワードは空欄)
「設定」をクリックします。
↓
ポップアップした画面でSSHの「認証」を選択。
秘密鍵の「...」をクリックして、先程作成したppkキーを選択します。
「OK」をクリック。
↓
戻ったWinSCPの画面で「ログイン」をクリックします。
左画面は自分のPC、右画面はサーバーのフォルダが表示されます。
表示されたapplication_login.txtとapplication_password.txtを左画面にドラッグして、コピー(保管)します。
ARKサーバーに接続するためのパスワードは、application_password.txtに記載があります。
これで、ARKの個人サーバーで遊ぶ準備が整いました!!!